やつなブログ〜みそたん〜

今日は、2棟で反応釜への原料投入。
苛性ソーダなど様々な原料を混ぜて
11日掛けて製品をこれから作るそうだ。
何の化学製品を造るのだろう。
1棟では、明日、ボトル詰めして出荷する
製品があるそうだ。
生産受注は全体として好調との事。
どこに何の製品を出荷するのだろう。
富士フイルムの卓上カレンダーが
あったので富士フイルムか田岡化学か。
山陽色素は釜って言わないもんな。
硫酸97%、200リットルを攪拌槽に
入れて、フレコンバックの顔料の
クルードの粉を入れる。加熱して
攪拌する。3時間攪拌したら下の階の
容器に移し、水を200リットル追加して
容器に蒸気を充填して攪拌する。
その後にデカントを行い、上澄み液を
捨て、酸性度を低くする。
沈殿した物をフィルターを通して
フィルターに付いた顔料をヘラで下に
落とす。それをホースの水の圧力で
シューターを通して、中和槽に入れる。
そこで、塩酸などを使いPH値を調整して
撹拌する。それをまた、フイルターに
通してフィルターに付いた物を下に
落とす。下に落ちた顔料はコンベアて
運ばれ、ボイラーで加熱して、石灰を
混ぜる。固形になったら、粉砕機で
粉砕をして、軽量機に充填される。
そしては、袋詰めをして、日本ペイントに
出荷して、トヨタのレクサス用の顔料に
なる。トヨタ自動車屈指の高級顔料だそう
だ。エプソンのインクは遠心分離機や
米国製の高圧圧縮機で液体に高圧を
掛けたり、配管内にフィルターが
幾つもあり、不純物を取る。
添加する溶剤がとても多い。純水を使い
最後にMEKを入れるのか。
化学工場は、工場によってかなり違う。
出荷先も違うもんなぁ。。
山陽色素みたいに富士フイルム以外にも
リコーとかにも出荷すれば良いのにな
と思った。